岡 本 寛 治(おかもと かんじ)


1984年に独立して主に建築写真の撮影をしています。以前は大型カメラによる撮影が中心でしたが、最近ではデジタル一眼レフによる撮影になりました。

出版物としては、大型カメラで撮影した『かながわ建築探訪』、デジタル撮影による『手拭いづくし』、『風呂敷つつみ』と『三鷹市山本有三記念館』があります。

写真展『社寺彫刻物語』を1993年に神楽坂アユミギャラリーで開催。


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関連リンク:
  梨園染・戸田屋商店ホームページ
  京都和文化研究所 むす美ホームページ




神奈川県教育委員会・文化財保護課の仕事。茂男が社寺、書院、茶室を、寛治が民家と西洋館を担当しました。表紙は父が撮影した円覚寺舎利殿内部の天井見上げ、裏表紙が私の旧横浜正金銀行本店外観部分です。



注染(ちゅうせん)という技法で染められる手拭いの老舗、梨園染・戸田屋商店所蔵の手拭い約300点を収録。一点ずつに女子美術大学・大澤美樹子先生の解説が付いていて、見飽きない本だと自負しています。



読んでいて風呂敷を使いたくなるような本を目指しました。監修は京都和文化研究所 むす美の山田悦子さん。伝統の包み方から新しい提案まで、山田さんご自身に包んでいただいた手順写真も多数収録してあります。



「路傍の石」で有名な山本有三が昭和初期に住んでいた洋館、現在は「三鷹市山本有三記念館」として公開されています。



神社やお寺に彫られている彫刻が好きで撮り歩き、その中から40点ほど選んで物語とともに見ていただくという写真展を開きました。